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カンガルーケアの基礎知識

待望のベビーが誕生!カンガルーケアはその直後に行われます。産後、できる環境であればぜひ行いたいという妊婦さんも多いことでしょう。安心してバースプランに加えるためにも、まずは正しく知ることから始めましょう。

「カンガルーケア」とは?

カンガルーケアの始まりは、1979年南米コロンビアのNICU(新生児集中治療室)です。ベビーのための保育器の数が足りなかったため、体温維持のために母親や父親が胸に抱き保温を行ったところ、感染症の予防やその後の育児をスムーズにするなど、さまざまなメリットがあることがわかりました。次第に一般の分娩後のケアとしても行われるように。

現在では、出産後すぐ母親とベビーがカンガルーケアで“肌と肌を触れ合わせること”は、多くのメリットを生むことがわかっています。それゆえ、お産の現場ではメジャーなケアのひとつであり、その実施施設は65.4%にのぼります。(2010年こども未来財団「分娩室・新生児室における母子の安全性についての全国調査」より)

▲カンガルーケアのメリットについては次ページで解説します。

なぜ今、「カンガルーケア」がニュースで話題に?

今ニュースでは、カンガルーケアを行った際にベビーが急変し、重い障害が残ったことに対する訴訟問題が報じられています。ただし、生まれてすぐのベビーは不安定な状態のため、カンガルーケアを行ったか否かにかかわらず1万人に1人ほどの割合で呼吸停止などの急変を起こすというデータがあります。急変や後遺症は、カンガルーケアを行ったことだけが問題というわけではないのです。

また、NICUで行う医療としてのケアと、分娩が終わった直後の母子の“触れ合い”を「カンガルーケア」という同じ言葉で表現することに対して、産婦人科学会や助産師会など8団体が問題視。お産の後のカンガルーケアを 「早期母子接触」という言い方にするよう働きかけるほか、実施や中止の基準を設けるなど、安全に行うための「実施の留意点」を昨年10月に発表しました。

現場の動きは?

生まれてすぐのベビーに急変が起こりうることをふまえ、スタッフが正しく赤ちゃんを監視し、急変時に的確な対応ができる状態で行うことや、バースプランを立てる段階でベビーに急変のリスクがあることを家族にしっかり説明し、そのうえで希望した場合のみカンガルーケアを行うことなどがこれからの課題とされています。

▲妊婦さんはバースプランを書く前に、リスクも知っておくことが大切なのです。

2013/02/18更新

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